7月後半のやったこと

カミツレの花 取り組んだこと

こんにちは、yasuhaです。
今日もご覧くださりありがとうございます。

7月後半のやったこと

  • 本を読んだ

なんと勉強がまったくできませんでした。体調が悪く、この振り返りを書くのも遅くなってしまいました。順番に振り返っていきます。

本を読んだ

障害者×フリーランスやwebデザインに直接関わる本ではないですが、読書をしました。

ひとつは「働く、働かない、働けば」という本。
もうひとつは「休養学:あなたを疲れから救う」という本です。

読書①「働く、働かない、働けば」

「働く、働かない、働けば」は、工場派遣労働者や事務正規職員など働き方、あるいはヘルパーなど職種、失業者やホームレスなど生活の仕方……というふうに、多様な視点からいろいろな方の姿が描かれた本です。
仕事をするうえでの生きづらさ、自由のなさ、ままならなさや無力感など。そういうものを抱えている人々と、その構造に触れることができます。つらい思いをしながら働いている人々のことをたくさん見られる本で、漫画と文章の二本立てで読みやすい本ですが、なかなかつらい内容でした。
感銘を受けた言葉として、「その人がその人自身でいることで誰かがすごく安心して暮らせるかもしれない」というものがあります。自分らしくいられるという安心は、自分だけではなく自分を大切にしてくれる他者にも共有されるものなのだと感じました。
つらい内容とは書きましたが、働く人の無力だけではなく、それでも人々の間には生きるためのちからが交わされていることがたくさん書かれた本だと思います。
そして仕事うんぬんの前に、人にはその人の生きてきた軌跡や矜持があります。後述しますが自分の生き方を自分で決めて納得できることが大切だと最近考えていて、それは仕事をしたり、もっと突き詰めて言えばどこかに住まいを持ったりすることにも勝ります。極端に言うなら、自己決定と納得があれば家がなくてもいいのです。この本に出てくるホームレスの方の語りは、そういう視点もくれる本でした。(その語りというか本に出てくるホームレスの方の生き方が、既存の社会福祉制度やそれを運用する人間の不十分さ、不適切さとつながっていることは看過できませんが。)
わたしの関心は現状フリーランスに向いていますが、「働いていない人」「被雇用者として働いている人」のことも同時に頭に入れておくことが必要であると感じます。わたしが関わる相手には、そういう方々もいるのですから。
それに、わたしがフリーランスを目指す動機づけが「自分で働き方をコントロールしたい」なのは、つまり生活の仕方を自分で決めたい、もっと言えば自分らしく在りたいということです。これは労働云々に関係なく誰しもに共通することだし、共有できることです。

というわけでこの本からは、「自分らしくいられることで自分も他者も安心していられること」「人にはそれぞれの軌跡や矜持があること」を学び、「自分らしくいるためには自己決定と納得が大切である」と考えました。

読書②「休養学:あなたを疲れから救う」

「休養学:あなたを疲れから救う」は、どのように休養するか(どうすれば効果的か)という、つまりは休み方についての本です。
内容は、「どのくらいの人が疲れているのか」という実態の解説からはじまり、「疲れているとはどういう状態か」という説明が入り、次いで「どのように休めば元気に活動できるようになるか」を提言します。
どう休むか? という点だけかいつまんで要約します。

「①活動→②疲労→③休養」だけでは、次の「活動」を100%充電状態ではじめられる人が少ないのが実態。そこで、ここに「活力(あえて自分に軽い負荷をかける)」というフェーズという加えます。筋トレも「負荷をかけるとその時は疲れるが、回復後はトレーニング以前より筋力がつく」というものですよね。
つまり「①活動→②疲労→③休養→④活力」にするということです。活力で少し負荷をかけることで、その負荷から回復したときは活動前より元気な状態になるということですね。
ちなみにこの「負荷」の設定ですがいくつか条件があります。そのひとつが「自分で決めた負荷であること」。自己決定の力をここにも感じました。
そしてこの「負荷」にはいろいろなものがあります。「運動」があるのはもちろんのこと、当然「食事」もあります。でもこれが面白くて、「どう食べるか」ではなく「どう食べないか」の話なんですよね。詳細は控えますが食事を減らすことが休養であるという考えです。
生理的な休養のほかに、心理的な休養もあります。スキンシップを取ること、趣味を楽しむこと、創作活動をすること。そして社会的な休養として、環境を変えてみること。
これらの休養をいろいろと組み合わせて行うのが効果的という内容でした。

わたしは最近どうにも、なにひとつ活動できない……という日が多いです。疲労によるものかは分かりません言えませんが、活力を得る(次の活動につなげる)方法を知る本としても、この本の内容や考え方は役に立つと思いました。
疲れているときこそ休息一辺倒ではなく活力を得るための工夫をする。ではそのためになにを? が課題ですが、ひとまずはその考え方を知れて良かったです。

活動について

このような具合に読書は少ししたわけですが、勉強はまったくしませんでした。本当になんの誇張もなくまったくしませんでした。参考書は何度も開きましたが、それでも取り組めなかったのでそれはもう仕方なかったかな、と考えています。
勉強せずどんな具合に過ごしていたかというと、ピアノを弾いたのが計4時間。勉強の代わりにピアノに取り組んでいたわけでもないようです。前回「期限があるものがある」と書きましたが、それはこなせています。
引き続き「一日あたり二時間活動する」で過ごしていますが、この半月は達成できたと言える日はないです。
とにかく意欲を向けられなかった、としか言えず、大した振り返りもできません。
ひとつ考えるとしたら、実は動画視聴による勉強は少なからずストレスがあります。なにがストレスなのかというと、わたしは自分のペースで読めなかったり、流れている音楽(音量など)が選べなかったりするのがいちいち疲れるんですね。あとは説明の声がわたしの心地良い感覚と合わないというのがかなり困っています。どうしようもないんですよね。言い方が嫌だとかって。
学生のころもそんなことがあったなあと思い出しました。どうしても話し方が嫌で履修できない科目があったんですよね。
なので動画視聴による学習は、ある面では「受動的にもできて楽」と言えるけれど、またある面では「わたしには向いていないので元気なときにしかできない」とも言えます。
とはいえ、ではどう対策をすればよいか? がまったく見えません。音を一切なくすという手段もありますが、これはこれで学習効率や効果が下がりそうです。結局は元気な状態を目指すのがいちばん早いように思います。

生活について

筋トレとストレッチをやる、週に一回は図書館に行くというのが前回設定した目標です。
筋トレは動画10分のものをやる想定でしたがなかなか取り組めなかったのでハードルを下げて、踏み台昇降をやっていました(踏み台がないのでベッドを使っています。ちょっと高い……)。やれるタイミングでやる、をとりあえず積み重ねる。一日30回×2くらいはできます。この方法は完全に加算方式だし、そのステップが非常に低いです。それでもまあやった、と思うようにしています。
ストレッチはいろんな動画があるので、心地良いものを探してやっています。20分やれる日もあれば10分も億劫な日もありますので、その日に合わせてやっています。なのでいくつか選択肢のあるYouTubeチャンネルを見ています。
図書館に行ったのは2回/3週間なのでコンプリートとはいかず……ですが、まずまず。しかしどうも、一度本を借りて帰ってくると、それを読み終わるまで行きたくなくなってしまうようです(三冊くらい借りました)。一冊だけ借りるか、いっそなにも借りずに帰ってくるほうがいいかもしれません。では行ってなにしようか? という感じでもありますが、次回はこの方式で試します。

それから、これが今回の本題です。
この半月はとにかく体調が安定せずなにもできなかったわけですが、これによりすごくつらい気持ちになりました。ですので、まずは改めて「いろいろできるのは当たり前のことではない」と思っておくのが先に必要なことであると思いました。
周りの人がみんな、いろいろなことをできているように見えます。でもそれは「できない人の姿は見えない」からかもしれないですよね。それに、できなくてもそれでなにか悪いわけではありません。できなくても、穏やかに安心した気持ちで生きていけることが大切です。
よく考えたら今のわたしの過ごし方の出発点も、「簡単には人と同じパフォーマンスは出せない」ということにあるのですから、他者と同じようにできることを目指すのは筋が違います。

同時に最近はっきり言語化できるようになったこととして、「自分の生き方を自分で決めて納得できることが大切」というものがあります。前述しましたが、ここが押さえられていたらなにもしなくてもいいと思います。これを日々の生活レベルに落とし込むと、「今日はなにもできなかった」ではなく、「今日はなにもできないと思ったから、何もできなくていいと決めて過ごした」にするイメージです。
だからこの半月のわたしはなにもできない日々が続きましたが、それが「どうしてなのか、どうすればいいのか」を考える前に、「今日の過ごし方を自分で決めて、納得して過ごせていたか」という点こそを振り返るべきであると思います。
この点においては、いくつか達成した日があります。今日は勉強はできない、だから読書をしてみようとか、せっかくの機会だからゲームをしたいとか。そういう日は、勉強こそできずとも、筋の通った過ごし方ができたと言っていい日だと思いますし、単に勉強ができただけの日よりもずっといい面もあると思います。
そしてその自己決定と納得のために必要なことが、日々の自分の状態を正しく掴むことです。自分の体調をじっくり観察することで「今日はなにができそうか、やりたいか」が考えられます。そして主治医に言われたのですが、そうやって日々のやることを決めることが体調の安定にも繋がります。単純に毎日同じことをすることではなく。
これがなかなか目から鱗でした。日々同じように過ごしても体調が安定しない、とずっと悩んでいたからです。前に、睡眠時間を一定にするよりその日に応じて寝るほうが合っている気がすると書きましたが、腑に落ちました。ぜんぜん起きられなくても今の自分の必要だと思えればいくらでも寝ていていいし、あまりに早く目が覚めてしまってもまあいいかと思えるなら起きていい。今後もそうすることでどんな体調で過ごせるか、試してみようと思います。

8月前半にやりたいこと

  • 本を一冊読む

今回できなかったことをまた設定しても、根本的なところが変わらない限りはまたできないだけという可能性があるので、とりあえず同じ設定はしません。もちろん設定はしないなりに取り組みたいという気持ちはありますが。
とにかくスモールステップというか、主治医の言葉を借りると「ポジティブな循環が作れるように活動する」ことを目標とします。これはどういうことかと言うと、「できた!」と思うことで「またやりたい、やろう!」につなげるということです。
だから一日二時間でも「できなかった」と思うなら、「できた」と思えるところまでもっと下げていいわけです。
この半月は、「体調を観察して一日を納得して過ごす」「できた、と思える過ごし方をする」ことをとにかく目指します。ただこれは達成があいまいだし勉強というよりその前提なので、直接の目標には掲げません。そこで、本を一冊読むことにします。
今回は読む本は決めています。最近買った、フリーランスについての本です。これを読んで内容を要約することを目指そうと思います。というわけでまとめるとこう。

直接の目標:一冊本を読む
日々の方針:体調に合わせて「できた」と思える過ごし方を考え、実行する
上記を前提にできそうなら:運動をする、勉強をすすめるなど(目標は前月に準じる)

という感じです。
カミツレの庭のDiscordサーバーは静かながら動いています。もうちょっと余力が出たら、こちらも活動していきます。(現時点でも気になる方はお声かけください)

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