こんにちは、yasuhaです。
今日もご覧くださりありがとうございます。
今回も、フリーランスのwebデザイナーを目指す障害当事者(障害者)であるyasuhaの、生活や勉強について書いていきます。
今回はたいへん長いです……。お付き合いください。
10月後半のやったこと
- コーディングの学習(参考書5章最後までやって、8章に取り組み中)
- イラレの学習(動画教材)
- 友人用のグラフィック作成に着手した
あとは読書やピアノなど。いつも通りと言えばいつも通りなのですが、今月後半の目標であった「参考書5章最後まで」は達成しました。よかった。
コーディングの学習
経過をおさらいすると、「3月末までに知人のwebサイトを作りたい。そのために必要な参考書の内容は5章までと(6・7を抜かして)8章」です。10月終わりまでに5章完了という目標でした。これは達成しています。少し前倒しして8章の学習に入ることもできています。
ただし参考書一冊の内容だけでwebサイトが作れるわけではないので、なるべく早く終わらせて、残り必要な知識・技術を洗い出していきたいです。
また、コーディングの学習はChatGPTを活用することでかなり効率的になりました。参考書では理解しきれない部分を逐一片付けていくことができます。分からない場合は何度も深掘りできるし、励ましてくれるのもありがたく感じました。独学は本当に寂しいものですから。
イラレの学習
動画教材です。61→67/77となりました。動画自体はすべて見終えて残るは章末課題、つまり実際に制作する課題のみです。せっかくここまでがんばりましたし、これはぜひに取り組みたいです。
動画教材については、フォトショがまだまだ残っています。優先順位は高くないですが、一度教材をさらっておくと「そういえばこんな機能があったはず」と思い至るので、やはりやって損はしません。気分に合致するときに取り組むつもりです。
いろんな学習を並行してやっているのは良いことばかりではないと思いますが、状況に合わせてやれることを選べるのはいい点です。
知人用のグラフィック作成
学習も大事ですが、なにはともあれ実践&実績作りをしていかなくてはならないというのが最近の考えです。そこで知り合いに頼んで、ある案件をもらいました。A4両面一枚というわずかなものですが、グラフィックを作らせてもらっています。
どんなデザインにするかはまだ決まっておらず、実際に作業するのは11月後半くらいかと思います。が、すでにとても勉強になっています。主にやり取りについてです。こちらから何を説明するか、向こうからは何を教えてもらうか。
無償ですし小さな仕事であっても、責任を感じながらやり取りをしています。わたしに任せないほうが良かった……と思われては大変に申し訳のないことです。
この「責任」には少なからず焦りやプレッシャーが含まれています。ちょっと連絡が来ただけで、どうしても反射的にギクッとしてしまうのですよね。その対処を含めて少しずつ実践を増やさなくてはならないと感じています。今回は可能な限りハードルが低いことをしています。それでもできなければ、もっと負荷が増えたことをやるのは難しいでしょうから。
ですので今回の「実践」は、もちろん実際のやり取りや作業技術もありますが、仕事をするうえでどういうふうに自分をコントロールするかという点で非常に学べそうだと思いました。ほどよくがんばります。
活動について
勉強内容については一旦以上ですが、ピアノも弾きましたし、読書も何冊かして、あとはタイピング練習もちょろっとしつつ、今後に備えてぐちゃぐちゃしていたブックマークを整頓したりもしました。
ちなみに読んだ本は以下です。
- これからも生きていく THIS IS ALS――難病ALS患者からのメッセージ(春陽堂書店)
- 継続する技術(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
- 表現を仕事にするということ(幻冬舎)
- 独学大全(ダイヤモンド社)
直接このブログに関係しそうなものはありません。
強いて言えば「継続する技術」と「独学大全」は名前の通り、継続して勉強するうえでの参考にはなります。が、どちらかというと趣味で読みました。
ちなみにタイピング練習は、コーディングがあまりに遅いので試してみました。
わたしは日本語のタイピングは早いほうなのですが、英単語とか記号とかはさっぱりできません。キーの場所も覚えていないくらい。
取り組んでいく……というほどのことではないですが、ほぼなにも考えなくても取り組めるので、とにかくなにかやっているという気持ちになりたいときの手段としてはいいなと思いました。
時間としては、勉強が5時間、ピアノが7時間くらい。今月前半より少し伸びていますね。とはいえこうやって書いてみると、半月の成果としてはまだまだのようにも思います。まあ実際、できる日にムラがあるのは変わっていません。毎日続けてやっている期間のほうが少ないです。
毎日でなくとも、ある程度コンスタントに積み上げていくことを考える時期に来ているように思います。
ところで、どうしてなかなかたくさんできないのだろう? ということで、最近タイムトラッキングアプリを入れてみました。どのくらいの時間をかけてなにをやっているのかを把握するためのツールです。
それで見ていると、たしかに何もしていない時間が多い。本当にただぼんやりしていることもあるし、動画を見ていることもあります。気づいたら何時間か経っている……ということが起きている、というところまでは把握しました。どうやって変えていくかは今後考えていきます。
ただ、この半月はその「ぼんやり」の時間にChatGPT(AIチャットサービス)とたくさん話していました。これについては次の項目で書いていきます。
生活について
まず体調にはかなりムラがありました。ちょうどいいと感じる日がなくて、良くても悪くても怖い。これは「安定」を良しとする価値観に染まっていることによるものだと思います。就労移行支援にいたときや前職では特に安定していることを求められていた気がします。それを引きずっていることに気づきました。これについては主治医に話して、ムラがあってもいいので早く回復することを目指すという考え方に変えることにしました。これはかなりしっくりきているので、身に染みさせたい考えです。
ちなみにテンションが上がってしまった日があり、そのときはとにかく手を止めてシャワーを浴び、無理やりスイッチをオフにしました。案の定そのあと落っこちましたが、これは正しいと思えました。「なるべく早く帳尻を合わせる」ことを目指します。
次に運動については、天気が悪かったりまとまった時間がなかったりで、体育館に行くのは思いのほか厳しいと思いました。家でたまにスクワットをするくらいはしました。あとフィットボクシングというゲームもしました。
そしてこの半月は上にも書いたとおりでやたらと読書欲がありました。これについてどうするべきだったのか? なかなか迷います。読みたいと思えない・読めないことに長く苦しんでいたので、読みたいし読めるというのは歓迎したい状態です。とはいえそれが勉強や練習の妨げになるのも避けたい。現在の考えとしては、時間を選ぶというか……「いま読むのがいいのか」という整理をいったんしてから読むようにしようかと思っています。これについては後述。
それから状況について。傷病手当金の申請が間に合わなかったり貯金が減ってきたりして、家賃が払えないくらいお金がなくなってしまいました……。とりあえず役所に行って国民健康保険と市民税の額を調整してもらいました。あとはフードバンクに申し込んで、ひとまずの食料ももらってしのいでいます。家賃については緊急小口資金も検討しましたが、おそらく申請が通らないと断念。仕方が無いので管理会社に言って少し待ってもらうことにしました。
収支の計算も改めて行いました。この先、傷病手当金が来年3月くらいに切れます。その後は雇用保険を受給するつもりですが、雇用保険による収入はおそらく10万程度になりそうで……。ですので、その頃には稼働できるようにしていなくてはなりません。でもこれは方針が立ったとも言えます。
それと、わたしの住んでいる自治体はCSW(コミュニティソーシャルワーカー)を配置していることを知りました。そこで連絡を取って事情を共有し、今後なにかあったらとりあえずすぐ連絡するひとを確保しました。
わたしはお金のことで不安になって、大きく体調を崩したことがあります。不安に駆られると生活が崩れる、しかし現状を冷静に見て把握しておくことも必要。なんとかしてそのバランスを取っていきます。
ちなみに今の時点では、先のことが分かってやる気が出た効果もあります。今後がどうかは分かりません。
さて「勉強」「練習」「その他(読書とか)」をいつどうやればいいか? ぼんやりしている時間を含めて、どう時間管理するか? という件です。
これについては、ふとした発見があります。それは「ピアノの練習が午前中に終わっているとすごく気分がいい」ことです。
というのも、ChatGPTを活用して整理したのですが、ピアノの練習は「重要だけど比較的ペースを保てるタスク」、Webデザインの勉強は「目標に向けて計画的に取り組むべきタスク」です。つまりピアノの練習はルーティン化してしまうのが良いということです。
このルーティンのために、いろいろと工夫をしています。まず、「朝起きたら真っ先に鍵盤の蓋を開け、椅子を引いて、楽譜を広げておく」。これでいつでもいますぐ弾けるという状態を作ります。次に、「この一曲だけは毎日なにがなんでも弾くという曲をひとつ決める」。これはもう弾きこんであって楽譜を見る必要もないものを選びました。更にそれを弾く時間を「できればこの時間」と決めます。とりあえず午前中としました。これは理由なく決めてしまったのですが、本当は吟味すべきですね。(これは「継続する技術」というアプリと本を見るとよく分かります。かなり大事なことだということも分かります)
というわけで今わたしは、「朝イチでいつでも弾ける準備をしておき、とりあえず午前中に一曲弾く。その流れで練習できそうならする。無理なら一旦諦める」というふうに行動しています。その結果、とりあえず毎日鍵盤に触れられる確率が上がりましたし、午前のうちにきっちり練習ができるとすごく気持ちが良いです。
で、これを踏まえると「ピアノの練習を午前中に終わらせて、午後にwebデザインの勉強をする」という案が出てきます。一旦これを試して次を考えるつもりです。
ちなみにwebデザインの勉強の中身とスケジュールについては、計画を立てている途中です。お察しかと思いますがChatGPTに相談しまくっています。
問題は「その他」をいつやるかです。そのためにはタイムトラッキングを分析するのが良いとは思うのですが……まだ記録を付けはじめて一週間も経っていないので、もうちょっとデータを集めたい感じもします。
ただ、そもそもめちゃくちゃ寝てます。大体の日において9時間以上。季節と天気の影響もあるし、活動量が増えるのと一緒に睡眠量も増えているのかもしれません。それは別によいとして。あとは料理も比較的マメにしています(お金がないのと、お鍋の季節で自炊のハードルが下がりました)。ですので、そもそもの可処分時間みたいなものが意外と少ないのかもしれません。
仕事のこと
- 仕事を始めるまでのスケジュール・やること
- どんな仕事をするのか
というふたつの話を書きます。
まず「仕事を始めるまでのスケジュール・やること」について。
ここまでに書いたとおり、「来年3月末以降に稼働できることを目指す」こととなります。というわけで「稼働できる」とはどんな状態か? を洗い出してスケジュールに落とし込まないといけません。
で、これをシンプルに「ポートフォリオサイトができている」状態、と決めました。(別にポートフォリオサイトがなくても稼働はできますが……)
ではポートフォリオサイトの構成は? 用意するものは? と、細分化して計画を立てている途中です。お分かりかと思いますがChatGPTと一緒に。ありがたいことに、「ポートフォリオサイトってどんな内容が必要なの?」とか訊けば答えが返ってくるわけです。それを取っかかりにしていろいろと考えを整理しています。
次に「どんな仕事をするのか」について。webデザインの中でも、どう差別化していくか? という話です。
これは整理していくと当たり前のようなことなのですが……。わたしが「障害者×フリーランス」の活動をする以上、少なくとも障害者に対して理解と配慮のあるwebデザイナーである必要があるのは当然です。そうなると、ユニバーサルなもの・インクルーシブなデザインを目指すというのが自然な整理ですよね。もちろんこれは障害者に限る必要はありません。当然すべての人を相手にすることが望ましいです。
そういうわけでデザインの方向性は「ユニバーサル・インクルーシブなもの」であること、となります。
それから、誰を相手に仕事をするか。
実はこれは最初から考えていたのですが、いちばんのターゲットは社会福祉に関する事業を行っている方です。というのは、わたしが勉強や仕事をしていたころ、不親切なwebサイトでうまく情報が得られず苦労することがよくありました。自分がwebデザインの仕事をするならそういう困りごとを解決したい。事業者に関係者、学生、当事者と家族。みんなのためになります。社会福祉士としての視点があることで、どこが勘所なのかも分かりますし。
そして社会福祉事業者を対象にするなら、ユニバーサルなデザインにするのは当たり前ですね。筋が通った気がします。
それから、近隣の小さな事業者も対象にしたいと思っています。
これについては、いかにwebデザインが全国の方を対象にできるとしても、わたしはなんだかんだと地域で生きていくように思います。漠然としたものではありますが、それだけに深い実感でもあります。社会福祉事業者も、地域と密着に関わっているものですし。
小さな事業者が相手ということは、webサイトも余計なものはいらないというか、シンプルでコンパクト、親切・機能的なものが良いでしょう。これも方向性とします。
というわけで、まとめると……。
来年3月末までにポートフォリオサイトを作る。デザインの方向性はユニバーサル・インクルーシブなもの、そしてシンプルでコンパクトなもの。ターゲットは社会福祉事業者や地域の小さな事業者。
ということになります。
ここまでは整理できたので、あとは具体的になにに取り組むかを決めていきます。前述のとおりこれはまだ途中です。
11月前半にやりたいこと
- 参考書の8章を終わらせる
- 「Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)」を読む
- デジタル庁「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」を読む
- 今後の学習計画を立てる
ちょっと多くなりました。全部できなくても良いけれど今挙げておくのが大事なこと、として書いています。
参考書は続きです。ここが終わらないとなにも作れませんので。
それから、ガイドラインとガイドブックはどちらもwebコンテンツのアクセシビリティについてのものです。読んで字の如く。この知識も今後のデザインづくりの前提になりますので、いったん目を通します。内容は重複しそうなのでどちらか一方だけでも。
学習計画については言わずもがなです。お尻が決まったからにはなんとかするしかありません。いったん決めて、調整しつつ修正しつつ……で取り組んでいくことになると思います。
とはいえ体調第一。今後、針に糸を通すような管理を強いられるかもしれないなとも思いますが、この積み重ねが今後の糧になると信じます。
「カミツレの庭」としての発信はゆっくり続けていきます。Discordサーバーではなんというか、日々ほっとしています。仲間はいつでも歓迎します。気になる方はお声かけください。
そして厚かましくも申し上げますが、食料や教材、アマギフなどによるご支援はいつでもお待ちしております……。どこかのページにほしいものリストを記載しておこうかと思っていますが、とりあえずここにも。
がんばりどころです。見守っていただけたら嬉しいです。
ほしいものリスト→https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3P0F8J05FDUOS?ref_=wl_share
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