こんにちは、yasuhaです。
今日もご覧くださりありがとうございます!
このブログでは、フリーランスのwebデザイナーを目指す障害当事者(障害者)であるyasuhaの活動について書いています。
2024年11月までは勉強記録をつけていましたが、今後はどうやって仕事にするかについての活動記録をぼちぼちつけていきます!
どうぞお付き合いください。
というわけで今回は……表題の通り、「福祉フェアに行ったよ」編(?)です。
まずはおさらい
昨年11月以来の記録ですので、まずは今の状況とか、なにをしているかとかを整理しておきます。
12月以降、今後の仕事の可能性を探ってあれこれしていました。直接的に仕事に関わらないものもありますが、たとえば以下のような感じ。
- 知人の案件を受ける(パンフレットや、webサイト制作)
- クラウドソーシングに登録してプロフィールを準備する
- 活動用の写真を準備する(SNSやクラウドソーシングのアイコン、名刺などに使う)
- ピアノの求人を見て問い合わせてみる、ついでにwebデザインの仕事の可能性を探ってみる
- デザイナーのコミュニティに加入する(まだ仮加入)
- 不要品の処分(仕事に必要なものを置けるようにするため)
- 社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーに現況報告&相談に行く
- ボランティア登録に行く(ボランティアセンターに顔を売っておくため)
- 電話番号を取得して名刺を作る
……と、このようなことをやっていました。いろんなことをちょっとずつ整えています。
主治医からアルバイトの許可が出たことで、いつでもどこでも仕事になりそうなものがあれば掴める状態になりました。するとフットワークが軽くなるというか。「webデザインの技術でなにか役に立てることはないかな」「あればいつでも提案しよう」という心構えを持つようになりました。
一連の活動で思ったことは、webデザインの需要はとにかくある、しかしお金を出してもらうのは難しそう! ということです。
ピアノの求人は飲食店だったのですが、昔のwebサイトが出てきて惑わされたり、SNS用の画像が見切れていたり、ちょっとしたことで解決されそうな問題がいろいろある印象でした。でも下手な提案をしたら手間ばかりかかったり、際限がなくなってしまったり、自分の首が絞まります。
顔は売りたいし経験と実績はほしいので、すべてがすぐ金銭に繋がらなくてもいいけど、ゆくゆくを見越さないわけにはいきません。
これは今後の大きな悩みの種ですが、行動の軸にもなりそうです。
障害者のお仕事フェアに行きました
そういうわけで本題です。
住んでいる自治体で、障害者のお仕事フェアなるものをやると教えてもらいました。ちなみにこの情報は社協のCSWさんがくれました。(やはり情報は人がもたらしてくれる!)
障害福祉サービスのうち、「就労移行支援」「就労継続支援」系の事業所が集まってブースを出しているイベントでした。ブース展示とワークショップ、物販もしていて、おいしいごはんやお菓子も買えて嬉しかったです。福祉施設のお弁当とかお菓子ってほんとうにおいしいですよね……。あとは制度の説明など、いろんな講演の時間もありました。
さてわたしの用事としては、「今後どうやって生活を成り立たせるか」の情報収集です。通所が役に立つのなら考えなくはないですが、フリーランスを目指すのが前提なので、いまのところ通所はほぼ考えていません。
で、どんな成果があったかというと。
- パンフレットやチラシなど、需要は大きい。SNS運用などの需要も大きい
- 職員や、スキルのある利用者が対応しているが、できるひとがおらず困っているところもある
- できる人がいないと受注できる作業が減る。人に合わせて受注するものを選ぶことになる
- webショップがほしいが作れない、運用できる人がいない
- 大きめの法人だと広報部門があって、そこでデザイン制作ができる可能性あり
(事業所へ通所することとは別かも?) - IT系の事業所は増えているし、スキルによって個別にやることや工賃を決めるところもある
という感じです。
福祉とその圏外をつなぐための「需要」
福祉事業所にもwebデザインの視点や技術は大いに役立ちそうだということが実感できました。
どんなに小さな事業所にも、三つ折りパンフくらいはあります。物販をしていれば、メニュー表もあります。職員には当然名刺も必要です。webサイトやSNSも、うまく使えず困っているという話を聞きました。
で、この実感の本質は「社会参加」にあります。
社会福祉事業の圏内でのみ生きていたら、当事者や家族が不便なだけ。パンフは分かりにくいと最初不便だけど、利用をはじめたら関係ありません。それに実際使いたくて相談しているのだから、パンフのことで不便な思いをしても使わないという選択はないです。
メニュー表が必要なのは、社会福祉の圏内にいない人を巻き込むためです。お客さんですね。webサイトもSNSも同様です。お客さんがいないと制作物は売れません。売れないと工賃は上がらない。お客さん側も、こんなに魅力的なものを作ってくれるところを知らなかったなんて、と思うのは損失かもしれません。
「一般就労」と「福祉就労」はどうしても区別されますが、それはあくまで働き方の話であって、仕事をするうえでの関わりまでも分かれている必要はないです。
適切なデザインがあることで、その隔たりを和らげることができると実感しました。
それをビジョンにしてデザインをしよう、と認識したとも言えます。
つまり、わたしがやるデザインにおいて考える「需要」とは、「社会福祉とその圏外をつなぎたいという需要」であるということです。
事業所さまざま、当事者さまざま
働く障害当事者たちの姿も知りたく、ちょろちょろと探りを入れました。わたしが漠然と「工賃は高いほうがいいに違いない」とか言ってても勝手な絵空事だからです。
こればかりは事業所によりけりという感じでした。
昔からあるところ(いわゆる作業所)だとご高齢の当事者も多く、そういう方は一般就労につなげたいというよりは、安定して働いていたい。他方でもちろん、やれることをどんどん増やして工賃を高めたい方もいます。
事業所の特性をよく調べて、需要がありそうなら積極的に関わる、という感じになりそう。
ただ先に書いたとおりで、「利用者に合わせて作業を受注する」というところもあります。つまり「誰がいるか? なにをしたい(できる)人か?」が先にあるということです。
ですので、「この事業所は工賃を上げたいとか外と繋がりたいという需要はなさそう」と簡単に判じるのは避けたいところです。当事者に応じて作業があるということは、事業所は当事者に応じてやることを変える余地があるということです。
このように人に合わせて作業を受注しているようなところの場合は、その特性が伝わるようなデザインを提供するというのがアプローチかもしれません。
まとめると、「利用者像に合わせた提案をする」ということになりますね。当たり前ですけどね。
工賃をどんどん上げたい事業所ならば、商品(サービス)の魅力が伝わるようにしないといけません。安定して過ごせる場所でありたいなら、居心地のよさが崩れないように。人に合わせて作業内容が変わるところであれば、そういう可能性をちゃんと周知する必要があります。
事業所も多様化してきているのだなあと改めて実感しました。
福祉フェアから掴めそうなチャンスは?
今回の福祉フェアを経てアプローチできそうだと考えたことは以下です。
- 大きめの法人の広報部門に関われないか問い合わせる
- webサイトをSNSやGoogleとつなげる手伝いを提案する
- 試しに一枚、メニュー表などすぐ変わるものを作ってみる
「通所はしない」という前提ですが、ひとつ目はどこかの事業所に所属して、となるかもしれませんね。
どこの職員さんも、webデザインでフリーランスを目指していることを伝えたところ、「どこの事業所ならできるかな~」と親身に話を聞いてくれました。でも、通所が前提だとそもそも違うんですよね。(職員さんがたの対応がズレているという話ではないです。ズレているのはわたし)
残念ながら、福祉的就労では生計が成り立ちません。それに、自分の生活の舵取りを自分でできないままです。結局わたしの大きな困難は「いつも同じようにできない」ことなので、同じ場所に同じ時間にいることを毎日きっちり求められたら結局たぶんだめです。
実績を積むならいろいろなアテがある、と分かったのは良かったです。必要になれば仕方ないので通所でも就職でも試みますが、そうじゃない方法を取れるならそうしておきたいところ。
話を戻します。
一度顔を見て話をして名刺をもらい、「一度気軽に見学に来てね」と言われている状態というのはしめたもので、通所する気はないけどシレッと行くのもいいなと思っています。「こういう提案をお土産にしたら喜ばれるだろうか」という材料がもう拾えているわけですから。一から営業をしてはこうはいきません。今回は「webサイトをSNSやGoogleとつなげる手伝いを提案する」についてが、つまりこの「お土産」です。今回話をしているなかで、困っていそうだなあ、これならできるかも……と思ったことがあったということです。
「メニュー表を作る」は、パンを作っている事業所のもので、そのパンの情報を載せたものです。事業所パンフや名刺よりお互いに気軽です。すぐに変わっていくし、使う場面もカジュアルです。今日もらったものを見ればいいので、文章など材料は揃っている状態。先方が更新しやすい形で作れればなおヨシですが、そうでなくても技量は伝えられます。採用されなくても「採用されなかったけど、実案件による制作物」にできるのもいいところ。
福祉フェアでヒントが拾えるのは障害当事者のいいところ
まとめです。
わたしが今回福祉フェアに行ったのは、自分の(必要となった際の)通所先という面での情報収集もありますが、フリーランスのwebデザイナーとしてなにかできそうなことはないか? という情報収集が目的でした。
で、そもそもなんですがこの福祉フェアに出入りするのって、たぶん非障害当事者にはやりにくいことだと思います。なんせ用事がない。自分は対象じゃないわけですから。当事者のためのイベントに、仕事がほしいなんて態度で行くのはお門違いです。(わたしもだいぶお門違いを自戒して、気をつけて振る舞いました)
でも障害当事者は当然という顔で福祉フェアに行けるし、当事者として情報を集め、そのついでに自己開示することはできます。そこで思わぬ情報に出会うこともあります。
通所先を検討するためのフェアであっても、自分の希望をちゃんと言えば、型にはまった返答ばかりが来るわけではありません(型にはまったとはつまり、自分の事業所をアピールし、通所を促す返答ということですね)。ここならこれができそうとか、こんな方法もあるとか、こういう検討ができるかも……とか。思わぬ情報が得られるものです。
そういうわけで、就労のフェアであっても、フリーで働くことについて情報を拾いに行くのは大いにアリだと思いました。もちろん他の参加者さんや、事業所の担当者さんにご迷惑がかからないようにしつつ、ですが!
似た機会がある方もぜひ、気軽に行ってみてほしいです。きっと収穫はあると思います。
ちなみに、やっぱり名刺があったら良かったな……と思ったので、持っている方はとりあえず鞄に入れて行くのがいいと思います。配って回るのは違うけど、相手から名刺をくれたこともありましたから。
では、ここまでお読みくださりありがとうございました。
またの記事でお会いしましょう!
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