こんにちは、yasuhaです。
今日もご覧くださりありがとうございます。
今回は、フリーランスのwebデザイナーを目指す障害当事者(障害者)であるyasuhaの近況をまとめます。
以前は定期的に記録しておりましたが、しばらく書いていないうちに気持ちや状況がごちゃごちゃしてきたな……と思ったので、年度末の節目にまとめてみることにしました。(遅刻してますが)
どうぞお付き合いください。
まず、経済基盤について
現状いちばん切実なことから書きます。というわけでお金の話から……。
これまでずっと傷病手当金を受給してきましたが、この三月で期限を迎えました。今後は雇用保険の基本手当を受給します。
が、おそらく受給額は大きく減ります。これまでは節約しながら貯金を切り崩すなどでなんとかなってきましたが、今後はぜったいに無理です。収入の水準としては生活保護とトントンくらいではないかと予想しています。ピアニストとしての収入があるので少しは上回るかと思いますが、生活保護であれば無料であるもの(医療費など)の自己負担があります。よって、生活保護よりも自由に使えるお金は少ないかもと思うことにしています。
余談ですが雇用保険を受給するということは、週20時間以上働けるということを意味すると理解しています。基本手当の受給は「いつでも働ける能力がある」人が対象と明記されていますし、週20時間以上の仕事を就職とみなしますから。つまり週20時間働けない状態の人は「いつでも働ける状態の人」ではないのです。
ですから「わたしはいつでも働ける状態の人なのか」ということは、雇用保険の受給のうえでは重要な問いとなります。厳密に言うなら、この問いに対してNOであればわたしは受給できません。つまりもうYESと答えるほかないのですが、それは本来の因果が逆になっていることでもありますね。(生活保護を受けるなら別です。それもアリ)
とりあえず今回は主治医と相談した結果、働ける状態だと証明する書類を書いてくれることになりました。というわけで、雇用保険の基本手当+数万(3~5万くらい)の収入を自分で得る、という目標でしばらくは過ごそうと思います。
どうやって働く?
数万の収入と言っても簡単なことではありません。現在いろいろな方面で探していますが、非常に悩ましいです。候補としては以下です。
- 就労継続支援B型
- 一般就労でバイト(クローズ/オープン)
- 障害者雇用でバイト
ちなみにA型も検討したのですが、「だいたいどこも週5通所です」と断られたので、いったん探すのは止めました。
業務はwebデザインを希望しています。が、うまくいかなければ割り切って別の業務内容のバイトをしながら、空いた時間を使って個人で経験や実績を積むのも視野に入れています。
優先順位としては①体調が安定しやすい、②経験や実績が積める、③賃金が高い、という順番で考えています。
わたしは通勤がめっぽう苦手です。身支度にエネルギーを要するし、毎日同じ時間に同じ場所に行くことが、調子によってできないからです。ピアニスト業で週に1~2回外に出ますが、追加で週2回くらいならできるかな……と考えています。ですので、基本はリモート中心の働き方になる求人を探したいと思っています。リモートにしたい理由はほかにもありますがいったん省略します。
探し方ですが、自分でインターネット検索をして直接問い合わせたり、転職サービスに登録したり。まだ探している途中です。それぞれどんな結果になったかとか、メリット・デメリットとかは追ってまとめられたらいいなあという思いもありますが、まあそれは脇に置いておくとします。
また、これとは別にも実績や経験を積むための行動ができるとよいのは言うまでもありません。個人的に、身内や身近な方に声をかけるくらいの余裕が持てるようにしたいものです。
というかそもそもフリーを目指すのであればクラウドソーシングや自前での営業をすればいいのでは? という話があります。が、いまは安定的な収入源が必要なので、とりあえず分けています。フリーランス以外やらない! という意地を張りたいわけではありませんから。
障害者×フリーランスとは
前述に関係して、わたしの考える「フリーランス」による働き方とは、必ずしもそれで経済的に自立できることを意味しているわけではありません。
そのあたりはほかの働き方と同じ考えで、障害年金や生活保護を受給しながらであったり、家族に扶養されながらであったりしてもいいと思います。
大切なのは、自分にとって望ましい働き方を考えたときに、ほかの働き方と同等にフリーランスという選択肢があることです。
どのくらい経済的な自立をするのがいいと考えるかは、人それぞれです。経済的に自立しようとしたらフルタイムで働くことが多いかと思いますが、それで得られる結果が自分の人生トータルでよいものかというのはまた別に考えるべきことです。
すごく嫌な捉え方なのですが正直な実感として、障害当事者は「経済的に自立せよ」という圧力が非障害当事者よりも小さいと思っています。弱者だからと経済的な自立を免除され、なんならそこに押し込めようとする構造さえあるということです。(これは女性にも言えることですが割愛します)
しかしわたしは、これをうまく使わない手はないと思っています。
経済的自立はなかなか重要で、経済的に自立していないとまっとうな大人とみなされないふしがあるし、お金がないと不便も多いという現実的な困りごともあります。
でも、圧力が少ないことを利用する。弱者であることを強みにしてひっくり返す。つまり自分にとって望ましい働き方を追求するために役立てるということです。
障害当事者がフリーランスを目指すことの利点は、とにかく自分にフィットした働き方を模索できるところだと考えています。
わたしは先に書いた通り、「出勤が必要なら週2くらいしかできない」だろうと思っていますが、正しく言うなら「働きはじめの時間を毎日体調に合わせて変えたい」と思っています。わたしは自然に目が覚める時間まで寝ると元気、あるいは体調の把握ができます。なので、起きた時間に準じて始業時間を決められると体調が安定します。
そのためにフリーランスがひとつの選択肢として役に立つ、わたしに合いそうだと考えているということです。
(だから勤め人が思いのほかフィットしそうであれば、こだわるつもりはありません)
生活が変わります
話を戻しまして、近況についてです。
先ほどは省略しましたがリモートがいいなと考えている理由のひとつに、おそらく転居することになりそうだからというものがあります。早ければ夏、遅くて年内くらいかと思っています。
転居をしたとしてもしばらくバイトは欠かせない収入源となるはずなので、転居に関係なくできるものにしたいです。さほど遠方にはならない見込みではあるのですが、それでも不確定ですし、そのために職や通所先を変えるはめになるのは避けたいです。
そういうわけで、当然ですがいまの状況にはそこそこのストレスがあります。
転居をする際、たとえばすでに職業生活が安定している方ならば、それを前提に探すことができます。でもわたしはこれから仕事探しをするタイミングで、しかも急ぎというか、かなり切実です。かといって住居と仕事を同時に探せるほどぴったりタイミングが被っているわけでもなく。
お金と仕事、住まいに体調……ととにかくストレスがたまる状況であることをとにかく忘れないようにしてやっていきます。
いったんまとめ
転居まわりの生活変化は落ち着いたらまた記録するとして。
とりあえず直近はバイト(あるいは通所先)探しをします、というのがまとめでしょうか。
このブログやdiscordサーバー管理はゆったりペースですが、いまのところ閉鎖の予定はありません。
余力がある範囲で、引き続きフリーランスも含めた生活の在り方を探っていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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